訪問介護アロマMicroでは、認知症のある方に安心してアロマケアを受けていただいております。認知症の方への介護経験が豊富なアロマセラピストがお伺いいたしますので、アロマケアのお時間はお任せいただけると嬉しいです。
認知症の方のこんなお困りごとにアロマケアを

① 入眠困難・不眠・昼夜逆転・体内時計の調整
認知症の方は、脳の自律神経を調整する部分が影響を受けているため、昼夜逆転や不眠になりやすい傾向があります。睡眠不足や昼夜逆転は、転倒リスクを高める、食事が取れない、日中ぼーっとする、活気が出ない、イライラなどの気持ちの不安定さ、など生活にかなりの悪影響を及ぼします。Microでは、介護経験を活かし、生活面で気をつけることをお伝えしながら、お一人お一人に合わせた自律神経を調整する香りでアロマケアを行います。

② 徘徊
「徘徊」という言葉の意味は、途方もなく歩き続けること。Microでは、「徘徊」とは捉えず、どなたにも歩かれる目的が必ずあると考えています。お一人お一人の方のこれまでの人生史、背景に想いを馳せ、その目的に一緒に寄り添いながら、アロマケアの時間は一息ついていただけるように努めております。

③ 不穏(不機嫌)・攻撃的
介護業界では、認知症の方が不機嫌になられたりイライラされることを「不穏」と言います。これは、現在置かれている状況が認知できず、不安や危険を感じているときに感情を表されているのです。そんな時に、アロマの温かいタッチケアは安心感を感じることができ、気持ちの切り替えになります。暴言や暴力等の攻撃をしてしまう方も、不安感や、わかってもらえない・心が通じ合わないストレスなどからきています。タッチングは言葉を使わないコミュニケーション。人との心のつながりを感じていただいております。※Microでは、暴言・暴力のある方にも訪問させていただいております。

④ 介護拒否
Microでは、介護拒否というのは、「尊重されていない」という気持ちや「恐怖心」を感じた時、気持ちが乗らない時に拒まれるもので、当然のものであり症状ではないと考えています。そのため、アロマケアへのお声がけもお任せいただいており、皆様楽しみに気持ちよく受けていらっしゃいます。また、アロマケアを通して、日常で清潔介助やリハビリ等を拒まれていた方が、気持ちよく介護を受けられるようになることもよくあります。アロマケアは人の気持ちを動かします。心が動くと、体も動きます。

⑤ 寂しさ(異食・もの集め)
今まで当たり前にあった人間関係が段々と減っていく高齢者の方は、誰もが多かれ少なかれ「寂しさ」を抱えておられます。認知症の方の症状ともいわれる異食やもの集めは「寂しさ」の現れとも捉えられます。触れ合うタッチングケアは、愛情ホルモン「オキシトシン」が分泌され、幸せを感じたり、人とのつながりを感じ、寂しさを和らげてくれます。
認知症の方へ「アロマセラピー×タッチング」が期待できること
現在、たくさんの方がアロマセラピーによる嗅覚刺激での認知症周辺症状の変化、タッチングによる認知症周辺症状の変化をエビデンスや事例発表で公表しております。弊社でも、たくさんの感動や喜びをご利用者様、ご家族様と一緒に日々経験させていただいております。
【現在、分かっていること】
・特定の香りが認知症の周辺症状を軽減させる。
・交感神経・副交感神経を整える香りをそれぞれ使用することで、認知症特有の自律神経の乱れを整えることができる。
・アロマセラピーの香りが脳の血流を促す、神経伝達物質やしあわせホルモンを分泌することで幸福感や気持ちの安定、やる気に影響を及ぼす。
・タッチングによって愛情ホルモン「オキシトシン」が分泌され、気持ちの安定や人とのつながりを感じる。また、オキシトシンの分泌は認知行動の改善に繋がるのでは、と期待されています。
よくあるご質問

認知症の方は、嗅覚がないと聞きます。アロマの香りを使って効果があるのでしょうか?

認知症の方専門の介護施設に職員として勤務していた頃に、体内時計の調整(自律神経の調整)を目的にアロマの芳香浴を行なっておりました。フロア9名の方、全員に嗅覚がありませんでしたが、朝は交感神経を優位にする香り、夕方は副交感神経を優位にする香りを焚くことで、日中どうしてもウトウトされる方が日中に覚醒でき、一緒にお散歩やレクリエーションを楽しむことができるようになりました。また、入眠困難や夜間覚醒が何度もある方が、ぐっすりと眠ることができるようになりました。(もちろん、「食事・水分・排泄・運動」も整えながらです)
その経験から、嗅覚がなくても香りは脳へ届くことを実感しております。また、近年では嗅覚の研究をされている先生方も、嗅覚がなくても香りは脳へ届く、と言われています。

認知症の方は、忘れてしまうのにアロマケアをしても意味があるんでしょうか?

認知症の方は、短期記憶に障害が起きているため、最近の出来事の記憶は忘れてしまいます。アロマトリートメントを受けたこともその日のうちに忘れてしまう方が多いと思います。(嗅覚は記憶に残りやすいので、嗅覚のある認知症の方は、アロマトリートメントの記憶が他の記憶に比べて長く保たれることがあります)出来事の記憶は長く保てなくても、感情は残ります。嬉しいこと、喜ばしいことがあった時、その気持ちは続きます。その気持ちが心の安定・安心につながります。
また、認知症の方は「究極的に今を生きている」と言っても過言ではありません。その、今瞬間の積み重ねをぜひ、大切にしていただきたいと考えております。
