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どれだけ与え続けられる心であるか。

最近、ギブ塾というものに通い始めました。

 

ギブ塾とは、簡単にいうとギブ&ギブの精神を学ぶ塾。

「放てば手に満てり」という、自分が持っているものを

惜しみなく出すことで喜んでいただく、というものです。

 

見返りのないギブは周りをhappyにし、それは

自身にもまた返ってくる、という考え方。

 

ただし、無理にはしないこと、犠牲的にはしないこと

が、鉄則で、基本は形のないものをギブします。

 

笑顔、嬉しくなる言葉がけ、知識や情報のシェア、など、

小さなことで良いのです。

 

先日、1回目の講座が終わったところで

月1回の受講が半年間あり、最後に実践の発表があります。

 

課題として、毎日ギブしたことの記録と、

「ギブ&ギブの法則」(志賀内泰弘著:PHP出版)を熟読。

 

本当に目から鱗なんです。

 

人からしていただけたこと、もらったことへの感謝は

とてもありましたが、

もう一歩先のギブという考えを意識したことがありませんでした。

 

ギブできる人は、ゆとりのある精神が成熟しきった仙人の

ような人がするもので、わたしはまだそこに達していないから・・・

 

そして、

 

ギブは何か大きなものでなけれなならない

 

なんて思っていたのです。

 

ですが、ギブってそんなものではないんです!

なんでも良いんです!相手の方が喜んでくれることなら。

 

職場の方に笑顔で挨拶する、

店員さんに笑顔で接する、

それだけでもギブです。

 

で、やり始めると物の見え方がとても変わってきた自分に

びっくりでした!

 

何をしたら喜んでもらえるかな?何ができるかな?

っていう目線に勝手になってくるんですね。

 

で、気づいんたんです!

ギブする視点でいた方が自分自身が気分が良いこと、

ものの考え方が、さらに受動的から自発的になったこと。

 

自発的になるということは、創造性も上がります。

 

だから、面白いアイディアが浮かんだりするわけですね。

 

わたしはセラピストという職業には、

この視点がとても必要だと感じます。

 

 

うちで学んでいただく生徒様は、

このような気持ちを既存として持っていらっしゃる方しか

いないな、と改めて思いました。

 

という、生徒様自慢になってしまいましたが、

それぐらい、介護アロマを実践するには

「高齢者様への強い温かな思い」がないとできないということです。

 

 

それは、まさしくギブの心ですし、

そのギブの心へ自身を持っていくには、

自分自身を見つめ、心を整えることができるかどうかだと思います。

 

現状と心を整えることは別物。

現状を人にわかってもらおう、とばかりしている人は

良いケアはできません。

きっとケア中も、頭の中が別を向いてしまうでしょう。

 

自分自身と芯から向き合える人、

ご利用者様と芯から向き合える人、

Microのスクールではそんな方に来ていただきたいと思います。