出会ったその日から最期まで関わらせていただいております。

訪問介護アロマを始めてから、約三年が経ちました。

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ご利用してくださる方は、90歳前後の方が一番多く、

訪問させていただくなかで当然ですが終末期へと移られていく方もいっらしゃいます。

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アロマトリートメントは終末期の方にとっては、

体の苦痛の緩和、寂しさを癒す、褥瘡予防、肌の保湿、などなど

緩和ケアの一つとして、とてもとても大切なものとなります。

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また、ある方は、お風呂に入れなくなったことで、

清潔とリラクゼーションのためにとサービスを呼んでいただいたりしました。

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なかなか、アロマトリートメントがどんなもので、どんなはたらきがあるのか、

まだまだ知られていない分、終末期に入った途端にやめた方がいいのでは…

と、思われることがあります。

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人それぞれ考え方の違いもあったりすると思いますが、

アロマトリートメントは、体に大きな負担になるほどの圧は加えません。

オイルにより、優しくゆっくりと肌の表面を滑らせていきます。

なので、皮膚や血管が弱くなっている方にも受けて頂けます。

水分・油分が無くなったお肌に、潤いも与え肌を柔らかくし皮膚剥離の予防にもなります。

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終末期でベッド上での生活になると、誰かがお部屋に来てくれた時しか

人と会いません。それ以外はお一人でお部屋で過ごされます。

そんなときに、アロマの香りと肌と肌が触れ合うことで人のぬくもりを

感じられたら、ほっと寂しさも和らぎますよね。

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以前、アロマの文献を読んだときに、

「アロマトリートメントは、死への恐怖も和らげる」

というような内容が書かれていました。

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出会ったその日から、最期の最期まで、利用者様のこころとからだが温まり

ほっとできる大切な時間となりますよう、ご提供して参ります。