「福祉用具フェア&セミナーinひろしま2024」へ行ってきました。

「福祉用具フェア&セミナーinひろしま2024」へ行ってきました。

この土曜日は最新の福祉用具を勉強しに
イベントへ行ってきました。

わたしの目的はやはり、
「AIの進化」を知ること。

わたしの介護士時代は
記録物は手書きでしたが、
現在はタブレットが当たり前。

それだけでも、
だいぶ変わったなあと思います。

今回、イベントを回ってみて、
ハイテクなベッドマットレスの企業さんが
多く出店されている印象でした。

体圧分散できるものは最近、現場でも
活用されているご利用者様が増えていますが、

その他には、
寝ながらにしてバイタル測定をしながら
記録してグラフにしていたり、

寝返りを教えてくれるもの、
排泄を教えてくれるもの、などまで。

それから、センサーも進化しており、
コードレスタイプのセンサーマットや
(コードが転倒リスクを作るのでないのは嬉しい)、

ベッドの手すりに巻くタイプのもので
起きて立ち上がる前に知ることができる、など

現場の声をたくさん聞いて考えられたのが
とてもよく伝わってきました。

また、たくさんあったのが、
機械浴やシャワーなどの企業さんです。

お風呂の、お一人お一人にお湯を入れ替えて
ためていたら時間がかかる、水道料金がかかる、
という問題を解決し、

入浴が難しい方にも気持ちよくお風呂に入っていただける、
職員の心身の負担が少なくなる、
などのメリットを説明くださいました。

AI化、ロボット化は福祉業界でも確実に進んでいます。

これからの介護業界、
どこを人の手で行い、どこをロボットに頼るのか、
そこも考えていく必要がありますし、
事業所さん、施設さんによって
どこからどこまで取り入れるのか
それぞれの特色も出てくるだろうなと思います。

その際に、
人の手の温もりがどれだけ大切なのか、
も見直されてくると思います。

機械浴なのか、人がいれてくれるお風呂や
清拭なのか。

道具や機械を使っての排泄介助と、
人の手による排泄介助。

人の五感を通した観察力と、
機械が出してくれる数値などによる変化への察知。

上手に融合し、現場の負担を軽減しながらも
人の温もりが伝わる介護を目指し、
良い塩梅を探っていくのだと思います。

▲ 足に巻くマッサージを体験させていただきました。

これからも、しっかりと最新の情報を学び、
様々な角度で良い情報が皆様にお伝えできるように
努めてまいります!